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2014年12月18日 (木)

高森顕徹会長の知らない根拠は”難しい根拠”だそうです

一年前に発刊した『なぜ生きる2』ですが、amazonのレビュー等で退会者から教義内容についての猛攻撃にあって、いとも簡単に撃沈し、広告費を会員から出させたものの、まともに広告すら出せない状況です。
余りにもお粗末というか、先が読め無さ過ぎるというか、はたまた”無二の善知識”と本気で思い込んでいたのか、いずれにしても、『なぜ生きる2』の発刊が大失敗であったことは、高森顕徹会長も判っているようです。

ところで、親鸞会内部では、私のことを、難しい根拠を出して煙にまいているだけだ、と評しているそうです。その”難しい根拠”の解釈をしないのが、高森会長と親鸞会らしいところです。
普通なら、相手が出してきた根拠に対しての自分の見解を述べますが、しません。というより、できません。
大体、”難しい根拠”とは何のことでしょうか。高森会長が知らない根拠のことを、”難しい根拠”と言っているのでしょう。単なる無知を公表しているに過ぎないのですが、こんなことを言って恥ずかしくないのでしょうか。

それでは、前回御約束した「極重悪人唯称仏」について、無知の高森会長には”難しい根拠”を出して説明しておきます。
この元は源信僧都の『往生要集』にある

『観経』に「極重の悪人は、他の方便なし。ただ仏を称念して、極楽に往生することを得」と。

です。
『往生要集』のこのお言葉は、『教行信証』行巻にも引かれていますが、『高僧和讃』源信讃にも

極悪深重の衆生は
 他の方便さらになし
 ひとへに弥陀を称してぞ
 浄土にうまるとのべたまふ

と親鸞聖人は仰っています。
更には蓮如上人は『正信偈大意』

「極重悪人唯称仏」といふは、極重の悪人は他の方便なし、ただ弥陀を称して極楽に生ずることを得よといへる文のこころなり。

と仰っています。

これは『観無量寿経』にある下品下生の往生についてのことを仰ったものです。下品が悪人で、悪人の中の最低が下品下生であり、それを「極重の悪人」と表現なされています。最低の悪人には、念仏以外の方便である善は全くないことを仰ったものです。
逆の言い方をすれば、上品と中品の善人には、念仏以外の方便である善が勧められています。『観無量寿経』を少しでも勉強したことがあれば、超常識です。
このことを親鸞聖人は『浄土和讃』

臨終現前の願により
 釈迦は諸善をことごとく
 『観経』一部にあらはして
 定散諸機をすすめけり

と仰っています。
まとめると

善人(定散諸機)には、諸善(他の方便)が勧められている
極重の悪人には、諸善(他の方便)がなく、唯念仏で極楽に生れる

こう言うことです。
ですから、日本語上も教義上でも「極重悪人唯称仏」は、「念仏を称えさえすれば、誰でも死んだら極楽だ」という意味にしかならないのです。

ちなみに善人(定散諸機)は、諸善(他の方便)を実践してどうなるのかについて親鸞聖人は『教行信証』化土巻・要門釈で化土往生しかできないと仰った結論として

『観経』の定散の諸機は、極重悪人、ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり。濁世の道俗、よくみづからおのれが能を思量せよとなり、知るべし。

と仰っています。

定散の諸機」には他の方便はありますが、極楽に生れるには「極重悪人」同様、「ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり」なのです。

再度まとめると
他の方便のある善人も、他の方便のない悪人も、「ただ弥陀を称せよ」が結論なのです。

高森会長の知らない”難しい根拠”をいくつか出しましたが、”難しい根拠”に対する高森流解釈を是非とも聞きたいものです。

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コメント

煙にまいてるのは彼らでしょうに、お得意の論点ずらしで。知らないお聖教の根拠を無視してる時点でもはや仏法者じゃないよ、真宗聖典を持つ意味がない

投稿: | 2014年12月19日 (金) 13時09分

お久しぶりです。
最近の親鸞会の内部事情はよく分かりませんが、もうそろそろ次の波が来そうな気がしています。
内部崩壊か分裂か、組織の引き締めに必死でしょうが人の心を結び止める教義がぼろぼろですので時間の問題でしょう。
最近も「あさ川進」さんのブログに退会者のコメントが寄せられていましたが、内部事情が十分うかがい知れる内容でした。
その中で退会者が支部長に号泣され「こちらが泣きたいくらい・・・。」とのコメントがありましたが、支部長の状況が
よく読み取れます。退会され支部の収入も減少するだけで無く、上司からも叱責され、踏んだり蹴ったりでやり場の無い
悲しみとでも言いましょうか。支部長もたぶん親鸞会の教義がすでに破綻していることは分かっていても、
今更親鸞会を辞めるだけの勇気も無く、かといって退会者を引き留める力も無く、自分の人生を引き返せない悲しみというか
どうしようもない状況なのでしょう。
しかし、自分で選んだ人生です。やり直すのに遅いと言うことは無いのです。
これだけ皆さんからぼろぼろに論破された親鸞会の教義は、外に向かって他に言う言葉も絶えているのです。
そんな泥船に乗って今生を終わらせて良いのですか。
会員の皆さん、「難しい根拠で煙に巻く」ブログを冷静に読んで見てください。
分からん話では無いのです。
親鸞会の人は一番分からん話を聞いているから、まともな話が聞けないのです。
優秀な大学を出てもマインドコントロールされていると矛盾を矛盾と感じなくなるのです。
一度頭を冷やして冷静にブログを読んで見ることです。
必ず親鸞会の間違いに気がつきます。
しかし、ほとんどの幹部は親鸞会の間違いが分かっているけど知らんふりしているだけですけどね。
その証拠に幹部の子供が専任講師になった話はとんと聞きませんから。
理由は書くまでもありませんけど。


今年ももうすぐ終わりですが、もう5周年ですね。これからも頑張ってください。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

とくよしみね

投稿: とくよしみね | 2014年12月20日 (土) 02時24分

とくよしみね 様

御無沙汰しております。
親鸞会に残っているかつての仲間を思う気持ちは、多くの退会者は共通していると思います。
それぞれが、思い思いの方法で何らかの行動をしていけば、それなりの結果が現われてきます。
お互いに頑張りましょう。

投稿: 飛雲 | 2014年12月21日 (日) 22時32分

講師部の方々で、親鸞会の誤りを感付いて、生活のために留まっているのなら、
過去、勇気を振り絞って世間を捨てて講師部に入ったときと同様、もういちど勇気を振り絞って、親鸞会をやめ、就職活動をすべきです。
経歴などは、アルバイトで食いつないできたとでもなんとでも書いて、何十社も面接を受けて仕事をしてください。
同じ勇気を出せば、できます!

投稿: YGM | 2014年12月22日 (月) 14時56分

YGM様

お気持ちはわかりますが、経歴詐称を勧めるのは如何かと思います。
確かに現在の状況を考えると、親鸞会の講師のみを生業にされていた方の再就職は難しいかもしれません。
しかし、死ぬ気になって頑張れば、活路は開けると思います。
他人事だから言える事かもしれませんが。
親鸞会の講師部員は優秀な人が多いので、なんとか頑張って欲しいと思います。

投稿: ひろし | 2014年12月22日 (月) 22時51分

失礼ですが、それはYGMさんが通った道、ということなのでしょうか・・・
今、退会したい講師部員に必要なのは、適切な助言よりも社会復帰の支援ではないでしょうか。その方が結果的に早く親鸞会の被害を減らせると思います。
偉そうなことを言ってすみません。

投稿: 読者A | 2014年12月22日 (月) 22時53分

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