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2013年11月23日 (土)

徹底的に矛盾に満ち溢れた高森邪義

高森顕徹会長は、五雑行と諸善万行を差別して、次のように教えています。

五雑行はものがらが悪いから捨てなければならない。
諸善万行はものがらは良いが、心掛けが悪いから心掛けを捨てなければならない。

これも、雑行=諸善=万行が判っていない妄想からきているものです。

雑行の定義について親鸞聖人は『教行信証』化土巻・雑行釈

雑の言において万行を摂入す。五正行に対して五種の雑行あり。雑の言は、人・天・菩薩等の解行、雑せるがゆゑに雑といへり。もとより往生の因種にあらず、回心回向の善なり。ゆゑに浄土の雑行といふなり。

(現代語訳)

雑という言葉には、すべての行をおさめてしまうのである。五種の正行に対しては、五種の雑行がある。この雑という言葉は、人間や神々に生れる行や菩薩の行などがさまざまにまじっているという意味で雑というのである。これはもとより阿弥陀仏の浄土に往生する因ではなく、浄土を願う心をおこし、これらの行を浄土往生のための善としなければならないから、浄土往生の行としては雑行というのである。

と教えられています。雑行とは、「もとより往生の因種にあらず、回心回向の善なり」とあるように、もともとは往生の為の行ではないものを、浄土を願って行うものということです。要するに、聖道門で教え勧められる行をそのままで、浄土を願うことにより雑行になるのです。

以下、説明の便宜上、高森邪義に倣って、諸善万行=六度万行としていきます。

聖道門の立場で言うならば、五雑行に相当する行は、六度万行と共に勧められているものです。そこにものがらの差別は当然ありません。なぜなら、釈尊が五雑行に相当する行も説かれて勧められているからです。
親鸞会流に言うならば、

釈尊が五雑行を説かれたことが無駄であったというのか!!

とでも言えばよいでしょう。

浄土門の立場でも同じです。もし五雑行はものがらが悪いとするならば、六度万行もものがらが悪いというべきです。なぜなら、共に18願に反する行であるからです。

更に言えば、六度万行は聖道門で勧められる菩薩の行ですから、親鸞会のように六度万行を軽々しく勧めるレベルではありません。『大無量寿経』にもあるように、法蔵菩薩がなされた行です。

国を棄て王を捐てて財色を絶ち去け、みづから六波羅蜜を行じ、人を教へて行ぜしむ。

(現代語訳)

国を捨て王位を捨て、財宝や妻子などもすべて捨て去って、すすんで六波羅蜜を修行し、他の人にもこれを修行させた。

当然ながら浄土門においては、六度万行は行福に当たる、極めてレベルの高い善として位置付けられています。

一向専念無量寿仏」を連呼するアニメの上映をするために、震災の被災地を改造バスで回っているようですが、「一向専念無量寿仏」と言いながら会員・非会員に布施行を強要するトンデモ教義を恥ずかしく思わない所が、高森会長の人間性をよく表わしています。

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コメント

今日は実家に帰省したついでに両親にテレビ講演に連れて行かれました。
ちょうど会長がその話をしてました。飛雲様が青字で書かれている通りのことです。

自分は親鸞会二世で両親が熱心な学徒なんですが、口で言ってやめるように説得しようにも言い負かされそうな気がするし、このサイトのような親鸞会の誤りを指摘しているサイトもどうせ見ようとしないだろうし、永遠に議論が平行線になりそうな気がするんです。
そもそも両親ともに30年以上親鸞会と付き合っていて周りの人からも大先輩みたいな扱いを受けているし、仮に父母が辞めたいと思っても辞めにくい環境がすでに出来てしまっています。

ここに書くのは場違いかもしれませんが、どなたか家族そろって親鸞会と縁を切る方法を教えてくださいませんか。何か他のサイトの紹介でも構いません。

議論と関係ないコメントで申し訳ありません。

投稿: | 2013年11月25日 (月) 01時54分

名無し 様

辛いお気持ちはよく判ります。

人によって会員をやめるきっかけは違いますが、御両親が高森会長ではなく親鸞聖人を本気で尊敬されているのならば、親鸞聖人の御言葉を何気なく示すことがよいかもしれません。
とは言うものの、長い時間を要しますので、以下の方法は如何でしょうか。

『歎異抄をひらく』に対する本願寺の反論が無いことを親鸞会は鬼の首をとったように宣伝し続けています。
しかし、実際には『歎異抄をひらく』の反論があります。

以下です。

『歎異抄をひらく』に見る親鸞会の間違い
http://xn--6oq67i6v2dodr.net/archives/category/%E3%80%8E%E6%AD%8E%E7%95%B0%E6%8A%84%E3%82%92%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8F%E3%80%8F%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%82%8B%E8%A6%AA%E9%B8%9E%E4%BC%9A%E3%81%AE%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%84

これを印刷して、「本願寺からの反論が出てたよ」と御両親に興奮気味に報告してみられるとどんな反応を示されるでしょうか。

御両親は支部長に報告されるでしょうが、その後は何もないでしょう。そこでしつこく、「本願寺からの反論について再反論されないの」とか聞かれた上で、顕正新聞に反論が無いことを書き続けられていることはおかしい、とでも尋ねられては如何でしょうか。

親鸞聖人の教えに対して真面目な方ならば、疑問が生じるでしょう。しかし、親鸞聖人の教えではなく、高森会長の教えにしか興味が無ければ、僅かの疑問で終わるかもしれません。
しかし、少なくとも「本願寺からの反論が無い」は嘘であったことになりますので、善を勧める親鸞会が嘘を付き続けている現実を非難するのがよいと思います。

とは言うものの、未だに麻原死刑囚を信じている人も沢山いますので、「親鸞聖人が何を仰っても関係ない、嘘もついてもよい、とにかく高森会長だけが真実の方」、と言われるかもしれません。そうなると、貴方だけでも、上記を理由に親鸞会から離れられるのがよろしいかと思います。

一筋縄ではいかないと思いますが、また何かあれば仰ってください。

投稿: 飛雲 | 2013年11月25日 (月) 07時20分

飛雲様、ご紹介ありがとうございました。親鸞会二世の者です。

年末にはまた帰省する予定ですので、その時に見せようと思います。どんな反応をするかは分かりませんが、多少であっても親鸞会に対する不信感は確実に持ってくれると思います。
自分もまだ親に生活の面でいろいろと頼っているので今のところ自分だけ脱会するというのはやっぱり難しいです。経済的にも完全に独立して生活できるようになったら自分だけ脱会も考えますが、今のところは一緒に退会することを考えようと思います。

親鸞会は今度(来月?)に『なぜ生きる2』を発刊、内容は三願転入ののことについてだそうです。
(親鸞会の)三願転入といえば、親鸞会教義の根幹みたいなものでもあるのでこの本に対する批判として色々なサイトを印刷して紹介してみるのも効果があるかもしれません。

アドバイスありがとうございました。

投稿: | 2013年11月25日 (月) 23時58分

名無し 様

親鸞会から離れるのは、退会だけをさすのではなく、活動から離れることも意味しています。御両親に対する抗議行動の一環です。

「親鸞聖人の教えに真面目に向き合いたいので、親鸞聖人の教えと異なる活動はしません」と宣言するだけで良いと思います。支部長に説得してもらおうとするでしょうが、その際に支部長に、「なぜ親鸞会は嘘をつくのか。なぜ教義批判に答えないのか。教義批判に反論したら今まで通りの活動も考えます。支部長自らがこれに反論してください。」とでも言われれば黙るでしょう。

やはり三願転入の本を出すのですね。最後はそうすると思っていましたが、これで往生に善が必要と大々的に公表することになりますので、こちらも大々的に高森邪義を叩くことができます。

また何かあれば、いつでも仰ってください。

投稿: 飛雲 | 2013年11月26日 (火) 06時54分

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