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2013年8月 4日 (日)

『観無量寿経』といえば韋提希のことという短絡思考の高森顕徹会長

聖道門においても浄土門においても、『観無量寿経』で最も注目される点は、下品下生の往生です。
高森顕徹会長は、『観無量寿経』といえば韋提希のこと、としか語れないところが、無知を証明しています。
高森会長は、親鸞聖人が『教行信証』で何を強調されているかも知らないのです。

親鸞聖人は『教行信証』の1割も費やしているのが、『涅槃経』に説かれた阿闍世のことです。『観無量寿経』の韋提希ではなく、なぜ阿闍世なのかと言えば、阿闍世は五逆の者であるからです。『観無量寿経』で五逆の者である下品下生の往生が確かに説かれていますが、その実例として親鸞聖人は阿闍世を取り上げられているのです。

阿弥陀仏の18願によって、五逆罪を犯した最下の者でも救われることを阿闍世を通して説明されている訳です。

高森会長の知らない下品下生の往生とは、平生に善を全くせず、仏法を聞いてこなかった五逆の者が、臨終になって初めて仏法を聞こうと思い、善知識から念仏を勧められるままに、10回の念仏を称えて往生する、ということです。

このことを簡潔に説明されているのが『選択本願念仏集』

下品上生は、これ十悪の罪人なり。臨終の一念に罪滅して生ずることを得。下品中生は、これ破戒の罪人なり。臨終に仏の依正の功徳を聞きて、罪滅して生ずることを得。
下品下生は、これ五逆の罪人なり。臨終の十念に罪滅して生ずることを得。
この三品は、尋常の時ただ悪業を造りて往生を求めずといへども、臨終の時はじめて善知識に遇ひてすなはち往生を得。

です。

善の勧めも無ければ、三願転入も関係ない話です。『観無量寿経』で最重要とも言える下品下生の往生だけで、高森邪義は簡単に論破できます。

このことを端的に仰ったのが、『往生要集』

『観経』に、「極重の悪人は、他の方便なし。ただ仏を称念して、極楽に生ずることを得」と。

です。
『正信偈』では

極重悪人唯称仏

です。
極重の悪人とは下品下生の者のことですが、善という方便なしでただ念仏を称えて往生できるのが、18願です。

ある会員が、この「極重悪人唯称仏」について講師部員に説明を求めたところ、称名報恩だからとか、訳の分からないことしか言えなかったそうです。
師が下品下生の往生さえ知らないのですから、弟子が説明できないのも当然でしょう。

『正信偈』さえまともに読めない高森会長は、真宗学について、本当に何も知らないのです。

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