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2013年1月 9日 (水)

一口問答(宿善2)

一般の講師部員とは比較にならない程、高森会長と縁の深い幹部が、つい先日亡くなったと聞きました。過労が原因と思われます。
高森会長に、”本当の親鸞聖人のみ教え”と騙されて、親鸞聖人の教えとは正反対の教えを聞かされて亡くなっていく会員は、非常に哀れです。
生前は、命懸けの求道をしている、と誉められてはいなかったと思いますが、結果的には命懸けの求道であったにも関わらず、「微塵の善もできない者」と知らされることなく亡くなっていったことでしょう。当たり前です。親鸞会の言う善を実践してきたのですから、「自分なりに善をしてきた」と知らされるだけで「微塵の善もできない者」と知らされることなど、永久にありません。

さて、親鸞会の会員が善に拘る理由は、高森会長の説く因果の道理にあります。

善をしてこなかった者より、善をしてきた者の方が早く救われるに決まっている

という思考がそれです。言い換えると

宿善の薄い者より、宿善の厚い者が先に救われるに決まっている

という高森流因果の道理に基づいた宿善論です。

では、本題に入ります。

問い

因果の道理から言っても、宿善の薄い者より、宿善の厚い者が先に救われるに決まっているではないですか。

答え

覚如上人は親鸞聖人のお言葉を承けられて、「宿善あつきひとは、今生に善をこのみ悪をおそる。宿悪おもきものは、今生に悪をこのみ善にうとし。ただ善悪のふたつをば過去の因にまかせ、往生の大益をば如来の他力にまかせて、かつて機のよきあしきに目をかけて往生の得否を定むべからずとなり。」(口伝鈔)と教えられました。
宿善を過去世の善根という意味で、宿善の厚薄は過去の因とし、往生という大きな利益は阿弥陀仏のお力にすべてをお任せするのであって、宿善の厚薄で往生できるかどうか決まるのではない、ということです。つまり、高森会長の説く因果の道理と18願の救いとは無関係です。

(参照)
宿善の概念も、聖道門とそっくりな高森会長

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コメント

今に始まったことではありませんが、親鸞会絡みで多くの人が亡くなっていますね。
会長自身にも後生が迫っているのに造悪無善の生き方を改める気配もありません。
恩を受けた人を死に追いやることがどれほどの罪か、仏法を詐欺の道具として利用することがどれほどの罪か、地獄に落ちてから知ることになるのでしょう。

投稿: | 2013年1月 9日 (水) 23時06分

宿善の厚薄は過去の因とし

この意味がよく分からないのですが。
現在の宿善の厚薄(結果)は過去の行い(原因)によるものとし
という意味ですか?

投稿: A | 2013年1月10日 (木) 12時58分

名無し 様

親鸞会で頑張っていた真面目な人ほど、早く亡くなる傾向にあります。
そんな人のことを思うと、本当に哀れでなりません。


A 様

『口伝鈔』を直訳しただけですが、意味は仰る通りのことです。

投稿: 飛雲 | 2013年1月10日 (木) 18時40分

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