一口問答(宿善7)
高森会長と親鸞会は、根拠や教えの捏造が大好きです。無常の虎の譬えが『仏説譬喩経』に説かれているとか、未だに高森会長は話をしているのですから、余程の厚顔無恥です。間違いを知らない時なら仕方がないですが、完全な間違いを指摘されてもなお、間違いを修正しようとする気がないのですから、高森会長にとって仏教も真宗も後生の一大事もどうでもいいのでしょう。
金集めと人集めの集団としか考えていないことがよく判ります。
問い
法然上人は、「頓機の者は少なく、漸機の者は多し」(和語灯録)と仰っているように、「頓機」は弥陀の救いに頓くあえる宿善の厚い人、「漸機」は救いにあうのが遅い宿善の薄い人があると教えられているではないですか。
答え
根拠の捏造です。『和語灯録』にそんなことは全く書かれていません。「頓機」「漸機」とあるは『往生浄土用心』ですが、そこには「頓機はききてやがて解る心にて候。漸機はようよう解る心にて候なり。物詣なんどをし候に、足はやき人は一時にまいりつくところへ、足おそきものは日晩しにかなわぬ様には候えども、まいる心だにも候えば、ついにはとげ候ように」とあります。教えの理解に早い人と遅い人があるが、理解の遅い人も浄土往生できる、という意味です。
判りやすくいえば、「漸機」の人は「漸機」のままで、「頓機」にならなくても救われることを仰っているのです。
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コメント
「親鸞聖人でメシが喰えるんだから羨ましい」とでも言ってあげたら喜ぶかもしれません。
投稿: | 2013年1月18日 (金) 21時26分
名無し 様
建前上は、怒るでしょうけど。
投稿: 飛雲 | 2013年1月18日 (金) 22時30分