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2013年1月23日 (水)

異端はいつまで経っても異端

体罰で自殺した高校生のことが、連日報道されていますが、体罰と親鸞会とは共通点があります。
あくまで一般論としてですが、体罰を含む厳しい指導で成長していく生徒もあります。しかし体罰に嫌気をさして退部する生徒もあります。中には自殺にまで追い込まれる生徒もあります。同じ学生と言っても、人それぞれ能力も家庭環境も忍耐力も違いますから、一律に厳しく教育すればいいということは言えません。
仏教についても同じです。厳しい修行によって悟りをひらく尊い人もありますが、厳しい修行にとてもついていけない人が大多数です。厳しい修行に堪えられる人には聖道門を説かれ、修行に堪えられない人には浄土門を説かれたのです。浄土門でも、聖道門と同じ行で諸行往生を誓われた19願があり、諸行往生も目指せない人には念仏往生の18願が勧められているのです。

この18願念仏往生を勧めるのが浄土真宗であり、親鸞聖人の教えなのですが、戦時中の軍隊経験のある高森会長にはこの単純な理屈が理解できないようで、18願での救いにあうにはどんな人にも一律に厳しい求道が必要、と大嘘を言っているのです。

それで親鸞会の活動についていけなかった何万人という退会者を、聞法の敗残者と切り捨て見下しているのです。体罰で言えば、体罰をしている先生と体罰に堪えている生徒が、退部したり自殺した生徒を罵っているようなものです。極めて悪辣な思想です。悪人正機が全く判っていないのです。

思考停止の会員のために簡単に言えば、親鸞会の活動についていけないような人のために阿弥陀仏が替わりに御修行なされたのです。阿弥陀仏が功徳をすべてを用意なされているのですから、衆生の方で準備するものは何もありません。
尤も、親鸞会の活動に満足しているような人は、18願の救いにあうことは極めて難しいです。なぜなら、18願の救いとは違う方向に進んでいるのですから、他宗教を信じている人が念仏往生を遂げるくらい極めて難しいことです。

さて、親鸞会に対して10項目を示して親鸞会はまともに反論すらできないのですが、それでいて1月15日号の顕正新聞の一面には、こんなことが書いてあります。

『歎異抄をひらく』は3月でご発刊から丸5年になるが、いまだ自称・正統派から反論書がない。彼らがこれまで最も布教の武器としてきたのが『歎異抄』。その解説書を、異端視してきた相手が出版し、23万部も読まれている。この事実を容認すれば、『ひらく』を親鸞聖人の”正統な”み教えと認めたことになり、同時にそれは、正統派を自認する彼ら自身の”異端”への転落を意味している。反論のない5年は限りなく重い。

異端から駄本が出る度に、一々反論などする必要性がなく、ましてや会員が毎月書店で駄本を購入し続けて水増しした発行部数だということも、広く知れ渡っています。異端どころか、異宗、異教としか見做されていない親鸞会を本願寺が相手にする訳もないです。
それでは可哀想だと思って、退会者が異端の相手をして差し上げているのに、陰でこそこそ法論ごっこをしているだけで、退会者の前には絶対に出てこれない高森会長と親鸞会。結局異端は異端でしかないのです。

退会者で、高森会長の説が”正統”だと思っている人は誰もいませんが、この10項目中の、いわゆる”善の勧め”に関する4項目

4.獲信のために善は必要か

親鸞聖人 念仏1つ、獲信に善は不要
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高森会長 善をしなければ絶対に獲信できない

6.定散二善について

親鸞聖人 定散二善を捨てよ
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高森会長 定散二善をせよ

7.19願について

親鸞聖人 19願を捨てよ
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高森会長 19願を実践せよ

8.宿善について

親鸞聖人 過去世の善根の厚薄と、往生・獲信とは関係ない
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高森会長 過去世の善根の薄い者が、そのままで往生・獲信することはありえない

については、高森会長の邪説の影響を受けている人が意外と多いです。それだけ、”善の勧め”については迷いやすい内容です。しかし、親鸞聖人はきっぱりと”善の勧め”を否定されています。

この件に関しては、600を超えるエントリーの大半を費やして説明してきました。しかし、すべて読まれるのは実質無理ですので、読者の方からの要望もありまして、シリーズ化したエントリーについては別のブログで今後まとめたいと思います。要点はそちらで御確認頂きたいと思います。

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コメント

「退けば死よりない環境で鍛えれば早い」というオコトバもありました。

投稿: | 2013年1月24日 (木) 01時09分

ここまでの詭弁で学徒を欺いているのですからお笑い草です。本屋に職員学徒を増員して本を買い漁り、本を親鸞会が買い取り、そのお金で本屋で買い漁り。本屋さんの売り上げになるだけです。それならば親鸞会直営の本屋を開店して本の売り上げを伸ばしたらいいと思います。本屋さんの利益は定価の1割から2割ですから、本屋さんを直営した方が得策で学徒のお布施も無駄にしませんから、親鸞会は本屋さんを開店してベストセラーを工作したらどうですか。直営なら100万部も可能です。

投稿: 過去に会員 | 2013年1月24日 (木) 12時59分

名無し 様

同じようなことは、いろいろと聞かされました。軍隊の思想ですね。


過去に会員 様

日販で書籍の販売数を集計する際に、特定の書店でのみ調べますので、そこから外れた書店で購入すると日販調べの数に入らないという事情があります。
親鸞会は世間事には長けているのです。

投稿: 飛雲 | 2013年1月25日 (金) 21時44分

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