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2012年9月17日 (月)

一口問答(続 五逆謗法闡提4)

問い

機の深信とは、逆謗の屍で地獄行き間違いなし、と知らされることではないというなら、何が知らされるのですか。

答え

日本語が理解できるなら、文字通り解釈するだけです。
なお、善導大師は機の深信を更に別の言い方で詳しく説明されています。
わが身は無際よりこのかた、他とともに同時に願を発して悪を断じ、菩薩の道を行じき。 他はことごとく身命を惜しまず。 道を行じ位を進みて、因円かに果熟して、聖を証せるもの大地微塵に踰えたり。 しかるにわれら凡夫、すなはち今日に至るまで、虚然として流浪す。 煩悩悪障は転々してますます多く、福慧は微微たること、重昏を対して明鏡に臨むがごとし。」(観無量寿経疏)
私は法友と共に無始より廃悪修善に努めてきた。その中で数えきれない多くの法友が、出離して聖者となったのに、我ら凡夫は未だ出離できず、煩悩がますます盛んになり、微々たる善しかできない、ということです。
逆謗の屍とか地獄行き間違いなしの意味など皆無です。

(参照)
「罪悪生死の凡夫」=「煩悩を具足せる凡夫」

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コメント

有難うございます。
同じように「地獄は一定すみかぞかし」とよく言われます。この意味はどのようなものでしょうか。

投稿: | 2012年9月17日 (月) 19時30分

名無し 様

このことについては、これまで何度も述べてきました。

たとえば、

会員との問答(死後と捨自帰他との関係について)
http://hiun.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-42d1.html

を読んで頂ければ、御理解頂けるものと思います。

投稿: 飛雲 | 2012年9月17日 (月) 20時52分

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