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2012年7月11日 (水)

一口問答(善人悪人11)

問い

しかし、親鸞聖人は「聖道の諸教は行証久しく廃れ、浄土の真宗は証道いま盛んなり。しかるに諸寺の釈門、教に昏くして真仮の門戸を知らず」(教行信証化土巻)と聖道門を非難されているではないですか。

答え

聖道門の教えを否定されたのではなく、聖道門が時代とその衆生の機に相応していないことも知らず、法然門下を弾圧したことに対して非難されたのです。
また「聖道の諸教は在世・正法のためにして、まつたく像末・法滅の時機にあらず。すでに時を失し機に乖けるなり。浄土真宗は在世・正法・像末・法滅、濁悪の群萌、斉しく悲引したまふをや。 」(教行信証化土巻)とも仰っています。聖道門は釈尊在世と正法の時代のための教えであって、像法・末法・法滅の時代とその衆生のためのものではないが、浄土の真宗は時代に関係なく、煩悩に穢れた衆生ための教え、ということです。

(参照)
会員との問答(聖道門の修行について)

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