一口問答(獲信に善は必要か2)
問い
「定散諸機をすすめけり」であって、「定散諸機にすすめけり」ではありません。「定散諸機をすすめけり」とは、定散諸機になるように勧められた、ということで、獲信のために全ての人に善を勧められたのではないですか。
答え
同じ『浄土和讃』に「至心・信楽・欲生と 十方諸有をすすめてぞ」とあります。あなたの理屈ならば、十方諸有になるように勧められた、となりますが、よろしいですか。まずは古文の勉強をしましょう。
なお、下輩である逆悪の機について善導大師は、「仏法・世俗の二種の善根あることなし。ただ悪を作ることを知るのみ。」(観無量寿経疏)と定義されています。「善根あることなし」ですから、定散諸機になれない者が逆悪の機です。
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コメント
最近は、突っ込んでくる人もいなくなりましたね。
親鸞会は、ブログを無視しろと言われているようですから、
たまに物好きがクビを突っ込んでくるくらいかもしれません。
親鸞会は敵前逃亡を図ったことが明らかになりました。
高森会長が出てくることはもちろん、幹部の誰も出てこないでしょう。
今いる会員の囲い込みに必死のようですから。
特に最近は、お弁当だけでなくお中元やお歳暮の通販までやり始めたようです。
どうなってしまったんでしょう。生活協同組合でも始めだしたのか?
各地の法話会場は、会員の自費で作られているようですが、
集まりが悪くて閑古鳥が鳴いているようです。
やはり、つぶれるものはつぶれていきますね。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
投稿: とくよしみね | 2012年7月24日 (火) 22時52分
私はウエルカムで働いてましたが、親友部は悲惨です。
労働基準法三十二、三十四、三十五、百十九条などを明らかに違反する激務の強制労働をさせられていますから、ネットを見る、教義の間違いに気付くゆとりなんてありません。思考停止していますから、余程のきっかけが無い限りこのままだと思います。
弁当や通信販売は、健全な食生活や利便性が、より真剣な聞法や機会増加に繋がるという理屈で正当化されていますが、一部の親友部は心身共にボロボロで、聞法どころじゃありません。「聞法」できてもそれは聞法じゃありませんから、結局全てに意味がないことは言うまでもありませんが。
何も知らず、純粋に救いを求めている人は可哀想です。
投稿: 青山 | 2012年7月25日 (水) 11時25分
とくよしみね 様
親鸞会は商売を主体としてきました。体験も教学も売り物がないのですから仕方がないです。
青山 様
話には聞いていますが、想像以上に悲惨なのでしょう。
彼らにもなんとか目を覚まさせるように仕向けたいです。
投稿: 飛雲 | 2012年7月25日 (水) 21時04分