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2012年7月13日 (金)

一口問答(善人悪人13)

問い

善導大師がどう仰ったかは知りませんが、七高僧の教えは、親鸞聖人を通して理解すべきです。親鸞聖人は末法に善人がいるとは認められていないのではないですか。

答え

承元の法難のきっかけとなった『興福寺奏状』には、「智覚禅師は毎日一百箇の行を兼修せり、何ぞ上品上生を得たるや」とあり、末法でも智覚禅師のように上品上生の往生を遂げることができるではないか、と法然上人を非難しました。これについては、法然上人も親鸞聖人も、智覚禅師が上品上生の善人であることを認められています。
親鸞聖人のお言葉では、「禅に参はり性を見ること、たれか高玉・智覚にしかんや。みな社を結び、仏を念じて、ともに上品に登りき。」(教行信証信巻)とあります。『正信偈』のお言葉を使うなら、智覚禅師は「定散与逆悪」の定散の機、「善悪凡夫」の善凡夫ということです。

(参照)
「定散と逆悪とを矜哀して」の意味さえ知らない高森会長

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