一口問答(善人悪人6)
直接的間接的に「飛雲」の名を出して、親鸞会が宣伝してくれるお陰で、「飛雲」で検索して当ブログを訪問する人が増えています。無二の善知識は、古文・現代文を読む能力だけでなく、先を読む能力が極めて劣っています。
問い
では、親鸞聖人は全人類のことをどう仰っているのですか。
答え
いくつかありますが、判りやすいのが『愚禿鈔』です。「二機とは、一には善機、二には悪機なり。」と大きく分けられて、「善機について二種あり。(中略)一には定機、二には散機なり。」と「また悪機について七種あり。一には十悪、二には四重、三には破見、四には破戒、五には五逆、六には謗法、七には闡提なり。」とあります。
『正信偈』にある「定散与逆悪」「善悪凡夫」は、「定散」「善凡夫」が「善機」つまり善人のこと、「逆悪」「悪凡夫」が「悪機」つまり悪人のことです。
悪人しかいないと仰ったお言葉は皆無です。
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