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2012年3月16日 (金)

白道の意味さえ知らない高森会長

善導大師が作られ、親鸞聖人も度々言及された”二河白道の譬え”を、高森会長は完璧に誤解しています。善導大師は言うまでもないですが、親鸞聖人の御著書も読んでいない高森会長が、正しい”二河白道の譬え”を知っている筈もないでしょう。高森会長が知っている”二河白道の譬え”は、伊藤康善師の『仏敵』でしょう。

だれでもその関所を通るのです。今が、二河白道の真ん中へ出た味です。前へ進むには進まれず、後へ帰るには帰られず、じっと止まるにも止まられずという三定死の苦しいところです・・・が、今しばらくの辛抱です。この聞信の一念は、弥勒菩薩などが行われる百大劫の修行の代わりですからね・・・

これを読んだ高森会長が、白道を信前の求道と思い込んでしまったのだと思います。

高森会長の間違いについて難しい御文を挙げて説明しても、真宗教義の基礎が欠落している高森会長や講師部員、幹部会員には理解できないと思いますので、まずは基本から述べてみます。

『教行信証』は、真実を顕された前5巻と、方便を顕された第6巻とに大別されます。
教巻以外には、各巻の最初に阿弥陀仏の願名が挙げられています。

行巻―諸仏称名の願(17願)
信巻―至心信楽の願(18願)
証巻―必至滅土の願(11願)
真仏土巻―光明無量の願(12願)、寿命無量の願(13願)
化土巻―至心発願の願(19願)、至心回向の願(20巻)

各巻の最初にこのように書かれてあるということは、各巻は最初に挙げられた願の解説であるということです。
これは『教行信証』を読む上での常識です。

では、”二河白道の譬え”は『教行信証』のどの巻にあるか?
それは信巻です。18願意を説明される中で、”二河白道の譬え”を親鸞聖人は出されているのです。従って、”二河白道の譬え”は、18願の他力信心について顕されたものと判ります。

信巻の初め

この心すなはちこれ念仏往生の願(第十八願)より出でたり。この大願を選択本願と名づく、また本願三心の願と名づく、また至心信楽の願と名づく、また往相信心の願と名づくべきなり。

と仰って、18願の他力信心について明らかにされています。そこに”二河白道の譬え”が引かれているのですから、白道は当然ながら他力信心として親鸞聖人は教えられているのです。

もう少し詳しく解説すると、”二河白道の譬え”は善導大師の『散善義』の三心釈にあるものです。この三心とは、『観無量寿経』に説かれている至誠心・深心・回向発願心のことです。この三心について親鸞聖人は顕説と隠彰とに分けられて、顕説は自力の三心、隠彰は他力の三心と教えられています。
他力の三心は、18願の三心(至心・信楽・欲生)と同じであることを信巻で教えられています。ですから、白道は他力信心を顕すものとして引かれています。

一方、自力の三心は、化土巻で教えられています。『散善義』三心釈の一部を化土巻に引かれていて、自力の三心を顕されました。しかし化土巻には、”二河白道の譬え”は引かれていません。従って、”二河白道の譬え”は信前の自力信心、求道心でないことは明白です。
親鸞会では、化土巻にはどうすれば信心決定できるかの方法を教えられている、と言っていますが、”二河白道の譬え”はその方法ではないことになります。矛盾も甚だしいです。もちろん、化土巻は信心決定するための方法について書かれたものではありません。間違った行と信、そしてその利益について教えられたものです。

以上のことを常識的で論理的思考を持った人ならば、たとえ”二河白道の譬え”の詳しい解釈を知らなくても、”二河白道の譬え”は、真実の他力信心を譬えられたものであることが判る筈です。

次に直接的なお言葉では、『浄土文類聚鈔』

これによりて師釈を披きたるにいはく、「西の岸の上に人ありて喚ばひてのたまはく、〈なんぢ、一心に正念にしてただちに来れ、われよくなんぢを護らん。すべて水火の難に堕せんことを畏れざれ〉と。また〈中間の白道〉といふは、すなはち、貪瞋煩悩のなかによく清浄願往生の心を生ぜしむるに喩ふ。仰いで釈迦の発遣を蒙り、また弥陀の招喚したまふによりて、水火二河を顧みず、かの願力の道に乗ず」と。{略出}
ここに知んぬ、「能生清浄願心」は、これ凡夫自力の心にあらず、大悲回向の心なるがゆゑに清浄願心とのたまへり。

とあります。

白道
=「能生清浄願心
=「凡夫自力の心にあらず、大悲回向の心なる


です。

高森会長は、本当に何も知らないのです。

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コメント

Wikipedia:削除依頼/大沼法龍
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E5%89%8A%E9%99%A4%E4%BE%9D%E9%A0%BC/%E5%A4%A7%E6%B2%BC%E6%B3%95%E9%BE%8D
Wikipedia‐ノート:削除依頼/大沼法龍
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia%E2%80%90%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E5%89%8A%E9%99%A4%E4%BE%9D%E9%A0%BC/%E5%A4%A7%E6%B2%BC%E6%B3%95%E9%BE%8D


大沼法龍氏のことが掲載された雑誌があることを、ある方から教えていただきました。
もうすぐ手に入ると思います。
このことは、有力な特筆性になると思います。
大沼法龍氏が架空の人物ではない証拠が!

投稿: 元浄土真宗 親鸞会 会員 | 2012年3月17日 (土) 20時01分

12 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/02/20(月) 14:44:04.49 ID:28C4tL+G0
関西大学生だけど親鸞会の勧誘が凄い


                      ↑

関西大学生の学生課で対策をとってくれるようどなたか、お願いします。

投稿: | 2012年3月18日 (日) 09時17分

下記のブログにもコメントします。
大沼法龍についてです

コメントが、承認されるかな。
大切な友達なので、目をさまして欲しい。
洗脳がとければいいが?

長くなるけど、すいません。

投稿: 元 なんとか | 2012年3月18日 (日) 20時48分

大変申し訳ありませんが、講師部員の実名が入っているコメントは、非公開とさせて頂きました。
法論では勝てないことから、他の手段で圧力をかけてくることは、目に見えています。
話を誤魔化されないようにするための措置ですので、ご了承ください。

投稿: 飛雲 | 2012年3月18日 (日) 22時00分

>大変申し訳ありませんが、講師部員の実名が入っているコメントは、非公開とさせて頂きました。
>法論では勝てないことから、他の手段で圧力をかけてくることは、目に見えています。
>話を誤魔化されないようにするための措置ですので、ご了承ください。

了解しました。

投稿: | 2012年3月18日 (日) 22時07分

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